業者へ感謝の花束贈呈　美唄聖華高が寄贈受け

（学校 2020-06-25付）

　【岩見沢発】美唄聖華高校（馬場登校長）は１２日、地元の建設業者㈱岸本組から扇風機１０台と空気清浄機１台、生徒が共同利用できるノートパソコン１台の寄贈を受けた。生徒会会長を務める横山沙季さんは「感謝を忘れず、全校生徒で大切に使っていきたい」と述べ、同社の岸本友宏社長に花束を手渡した。

　岸本組による寄贈は、地元のスポーツや教育活動に貢献したいという思いから継続して行われているもので、ことしで４年目。昨年は、吹奏楽部の生徒にティンパニ１台、寄宿舎に可動式のスポットエアコン２台の寄付があった。

　今回は、各教室に扇風機１０台、寄宿舎に空気清浄機１台と生徒が共同利用できるノートパソコン１台の寄贈を受けた。

　同校を代表して、生徒会会長の横山さん、副会長の櫻井暖香さん、齋藤帆華さんが、感謝の気持ちとして岸本社長に花束を贈った。

　横山さんは「ことしは猛暑になると言われている中で、扇風機をいただけたことはとてもうれしい。感謝を忘れず、全校生徒で大切に使っていきたい」と話した。

　岸本社長は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で入手が困難となっていた高性能の空気清浄機を寄贈できたことについて「何とか確保できた。寮生活改善に向けた手伝いを、今後も継続していきたい」と。

ノートパソコンについては「国家試験の勉強などに役立ててほしい」と期待を寄せた。

(学校 2020-06-25付)