道内高校部活動のスポーツ大会　６種目で代替大会検討　水泳８月、籠球は１４地区開催

（関係団体 2020-07-06付）

　新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった道内高校部活動における各種スポーツ大会について、２日現在で水泳やバスケットボールなど６種目で代替大会の開催を予定していることが各競技団体への取材で分かった。水泳は、８月９・１０日に道立野幌運動総合公園の室内プールで、バスケットボールは７月から１０月にかけて全道１４地区で開催を予定。ほかの競技団体は、７月中にも代替大会の開催可否について決定する見通しだ。

　２定道議会で成立した補正予算には「部活動全国大会代替地方大会開催等支援事業費」として４４１２万円を計上。水泳やバスケットボールなどの種目を対象に代替大会の運営経費、感染防止対策経費等に対する補助等を行う。

　高校部活動のスポーツ大会にかかわっては、全国高校体育連盟（＝全国高体連）主催の今夏の全国高校総合体育大会（インターハイ）が新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止に。これを受け、道高校体育連盟（＝道高体連）主催の支部大会と全道大会を中止とした。

　また、日本高校野球連盟（＝日本高野連）主催の第１０２回全国高校野球選手権大会と４７都道府県での地方大会も中止。代替大会として、選手権大会に出場予定だった３２校を８月に甲子園球場へ招き、交流試合を行うこととしている。

　本道からは、白樺学園高校と２１世紀枠で出場予定だった帯広農業高校が出場する。

　２日現在で代替大会の開催を検討している競技は、水泳、バスケットボール、ソフトボール、ホッケー、ウェイトリフティング、ボートの６種目。

　水泳は、８月９・１０日、道立野幌運動総合公園の室内プールで北海道ジュニア室内選手権として開く。

　バスケットボールは７月～１０月にかけて全道１４地区で開催。

　ソフトボールは、８月８日に幕別町内の札内川ソフトボール場で道高校夏季ソフトボールフェスティバルの開催を予定。学校同士の合同チームでの参加も可能とする。

　ホッケーは８月１０日、道立野幌総合運動公園ホッケー場で開催することとしている。

　ウェイトリフティングは、８月１６日に士別市総合体育館での実施を予定。

　ボートは、感染症の状況を勘案しながら８月上旬の開催に向け検討している。

　ほかの競技団体については、７月中にも代替大会の開催可否について決定する予定。

(関係団体 2020-07-06付)