道教委が特別支援代表校長会議　効果的なＩＣＴ活用を　組織力向上も必要　宇田局長

（道・道教委 2020-07-07付）

　道教委は６日、道庁別館と各教育局などをオンラインでつなぎ、令和２年度第１回特別支援学校代表校長会議を開いた。道内の特別支援学校長１４人が出席。宇田賢治学校教育局特別支援教育担当局長は、一人ひとりの障がいの状態等に応じて、日々の教育活動にＩＣＴを効果的に関連付けるための方法について分析するなど、教職員の専門性を含めた組織力を向上させる必要性を示した。

　会議は、本道の特別支援教育に携わる教育行政上の課題等について情報提供および研究協議を行い、本道の特別支援学校における学校運営全般の改善・充実を図るもの。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から遠隔システムを活用して開催した。

　開会に当たり、宇田学校教育局特別支援教育担当局長があいさつ。

　特別支援教育をめぐる様々な教育動向にふれ「児童生徒の心身の発達を最大限伸長するため、一人ひとりの障がいの状態等に応じて、日々の教育活動にＩＣＴを効果的に関連付けるための方法について分析する力を培っていくなど、教職員の専門性を含めた組織力が求められる」と指摘。今後も、特別支援学校長会と緊密な連携を図り、感染リスクを可能な限り低減させながら、児童生徒や教諭が安心して教育活動に取り組める環境を確保し、本道の特別支援教育の充実・発展に努めていく考えを示した。

　このあと、各課担当者が「ＧＩＧＡスクール構想の実現についておよび遠隔授業配信センター」「新型コロナウイルス感染症への対応」などの所管事項について説明した。

(道・道教委 2020-07-07付)