教頭業務の見直し追加　釧路局が育成方針策定会議

（道・道教委 2020-07-08付）

一部はテレビ会議システムを使い参加

　釧路教育局は２日、同局庁舎で管内小中学校管理職員等候補者育成方針策定会議を開いた。川端雄一局長ら幹部職員のほか、管内市町村教委教育長、校長会と教頭会の代表が出席。中長期的な視野に立った方針原案の修正案を確認し成案化した。

　会議構成員の一部は、３密回避の観点からリモートで参加。本会場の釧路局庁舎と釧路町、浜中町、弟子屈町、鶴居村をテレビ会議システムでつないだ。

　会議では、井川智次長が５月に示した原案の修正案を説明。市町村教委、校長会などから聴取した意見を反映して、原案の文言を修正し、内容を見直したことを示した。特に、教頭の負担軽減に関しては、「教頭の業務の見直し」項目を追加し、市町村教委、教育局は教頭会を通じて業務負担についての意見を聞く場を設けることを明文化した。

　協議では、厚岸町教委の酒井裕之教育長が取組成果等の検証方法を定めるよう要望。釧路市教委の岡部義孝教育長は取組を着実に実行するために実施計画をまとめるよう求めた。

　最後に川端局長があいさつ。「方針を実行し、優秀な候補者を確保できるかが大事。教育局としても努力していくので、協力いただきたい」と呼びかけた。

(道・道教委 2020-07-08付)