全国大会　来年１１月に延期　道政研常任幹事研で決定

（関係団体 2020-07-15付）

全公社研の篠田事務局長がオンラインで参加

　道高校政治経済研究会（＝道政研、川瀬雅之会長）は６月下旬、ホテルライフォート札幌で本年度第１回常任幹事研究協議会を開いた。ことし１１月に予定していた全国公民科・社会科教育研究会（＝全公社研）全国研究大会道大会を１年間延期し、来年１１月に札幌市内で開催することを決定した。

　全国大会に向けては、これまで６回にわたって準備委員会を開き、実施内容について検討してきた。ことし１１月に３日間日程で、作家・佐藤優氏の記念講演「令和の時代の公民科教育に期待すること」、講話、シンポジウム、全体会（新科目「公共」）、分科会（科目「政治・経済」「倫理」）を予定。道内はもとより、東京、石巻、福岡など全国各地の公民科教員が実践発表を行うこととしていた。最終日には、白老町内の民族共生象徴空間「ウポポイ」で臨地研修も予定していた。

　常任幹事研究協議会では、全公社研の篠田健一郎事務局長（東京都立西高）もウェブ会議システムを活用して参加し、大会開催の是非を協議。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、１年間延期し、来年１１月４日から６日までの３日間日程で開くこととした。当初の予定とほぼ同様の日程・内容で行う見込み。

　全国大会に関する問い合わせは、道政研専用メール（do_seiken@yahoo.co.jp）、または、札幌東陵高校・電話０１１（７９１）５０５５の佐藤豊記教諭、札幌稲雲高校・電話０１１（６８４）００３４の志田光瑞主幹教諭まで。

(関係団体 2020-07-15付)