網走地方教育研修センター　ウェブ会議の利用体験　ミニ研修に管内教諭２４人

（関係団体 2020-07-20付）

Ｚｏｏｍの基本操作について説明

　【網走発】網走地方教育研修センターは１５・１６日、ウェブ会議システムＺｏｏｍ利用体験ミニ研修を開いた。オホーツク管内小・中学校の教諭など２日間で合わせて２４人が実際にＺｏｏｍを使って参加。研修や授業など様々な場面での活用に向けて、Ｚｏｏｍの機能や基本操作について理解を深めた。

　センターは、新型コロナウイルス感染症対策の一つの方策として、一部の研修講座や毎週の研究員会議などでＺｏｏｍの活用を推進している。

　各学校でＺｏｏｍの活用をより一層推進しようと、Ｚｏｏｍを利用したことがない教職員を対象とした研修を新たに企画。オホーツク管内の広域性に対応した遠隔地研修の推進を図ることを目的としている。

　渋谷高広所長が進行し、基本操作などについて説明。研究員を務める網走市立中央小学校の佐藤拓教諭と網走市立潮見小学校の沢田早生教諭が、活用に当たってのポイントなどを伝えた。

　オンライン会議や研修での「相手の反応がみえにくい」といった課題に対しては、「反応」の機能を活用し、拍手や賛成といったアイコンを示すことで分かりやすくなることを紹介した。

　そのほか、レコーディング機能が議事録の代用として活用できること、チャット機能で質問や意見などを書き込めることなどを説明。佐藤教諭は、「まずは体験しておくことが大事」とアドバイスを送った。

　参加者は、「勉強になった」「画面共有機能がオンライン授業で役立つと思う」などと話していた。

　センターは、８月６日の研修講座「楽しい理科」もＺｏｏｍを活用して開催する予定。

(関係団体 2020-07-20付)