道　教育旅行支援金の申請受付　バス代　上限１４万など　出発３０日前に提出を

（道・道教委 2020-07-29付）

　道は、教育旅行支援事業支援金の交付申請を受け付けている。道内で実施する教育旅行において、貸切バスや宿泊施設での新型コロナウイルス感染リスク低減に取り組むために必要な費用を支援するもの。上限額は貸切バス等の追加借上支援に１台１日当たり１４万円、宿泊部屋数増への支援に１人１泊３０００円。令和３年２月２８日までに実施する旅行で、旅行出発日から起算して３０日前までに事務局に提出する。

　教育旅行支援事業は、２年度補正予算に事業費として１１億８６６９万円を計上。道内で実施する教育旅行で、新型コロナウイルス感染症対策として、貸切バス等および宿泊施設での感染リスク低減に取り組むために必要な費用を支援することが目的。

　内容は、貸切バス等追加借上支援と宿泊部屋数増への支援の２つ。

　貸切バス等追加借上支援は、通常１クラスで１台利用する貸切バス等を２台に増やして実施する場合、２台目の利用等にかかる貸切バス等料金の実費として、日数制限なしで１台１日当たり最大１４万円を交付する。

　宿泊部屋数増への支援は、１部屋当たりの宿泊人数を減らして実施する場合の部屋数増などに伴う宿泊料金の実費として、泊数の制限なしで１人１泊当たり最大３０００円となっている。

　どちらか一方の利用または併用が可能。

　対象となる教育旅行は、①３年２月２８日までに実施②道内で見学や体験を実施し、かつ道内において１泊以上宿泊③支援金交付の対象となる教育旅行について、道が実施する他の支援事業等を利用していない―の３点。

　支援金交付対象者は、対象となる教育旅行の手配を行う旅行会社と、対象となる教育旅行の手配を自ら行う学校。利用する貸し切りバスと宿泊施設の条件は、「新北海道スタイル」安心宣言を掲示し、実践する事業者とするなど。

　なお、教育旅行支援事業事務局（支援金の交付申請窓口）は２７日から開設。教育旅行支援金交付申請書を旅行出発日から起算して３０日前までに、事務局あてに提出すること。

　提出先は、教育旅行支援事業事務局（〒０６０―００６１　札幌市中央区南１条西５丁目７－１　豊川南一条ビル４Ｆ）。

(道・道教委 2020-07-29付)