体験通し建設業理解　網走南ヶ丘高インターンシップ

（学校 2020-08-05付）

　【網走発】網走南ヶ丘高校（渡辺淳一校長）は、２年生１９２人を対象にインターンシップを実施している。網走市内の建設業者・㈱そうけん（中村圭社長）には７月２８日から３日間、内山敢太君が参加し、同社が施工する現場を見学。土木工事現場や設備工事現場などでの体験活動を通して、建設業への理解を深めた。

　初日は、そうけん本社で会社概要・業務内容を確認。中村誠一郎土木部長がこれまで携わってきた多くの現場について、写真を使い紹介した。

　そのあと、津別町発注の「役場庁舎等建設機械設備工事」の現場で、暖房用バルブや鋼管の資材検収などを体験。内山君は「使用する材料の確認作業や、記録として写真を撮ることは大事なことだと学んだ」と話していた。

　２日目は、開発局網走開発建設部発注の「一般国道３９号網走市道路維持除雪ほか一連工事」など３現場を見学。道路維持除雪ほか一連工事の現場では、タブレットで現場概要を確認したあと、支障木の処理を行った。

　３日目は、網走市発注の「網走市汚水処理施設等包括的維持管理業務委託」など２現場を回った。

　同校の髙橋佑典教諭は「新型コロナウイルス感染症の影響でインターンシップを受け入れてくれる企業が少ない中、快諾してくれたそうけんに感謝している」と話した。

(学校 2020-08-05付)