道教委 高校OPENプロジェクト モニュメントでPRを 留萌高生徒が地域活性策(学校 2020-08-06付)
生徒3人が発表した
【留萌発】道教委「高校OPENプロジェクト」研究指定校の留萌高校(間義浩校長)は7月中旬、同校で高校OPENプロジェクト事業にかかる意見交流会を開いた。留萌市のPRのため、生徒3人がモニュメント作製などを提案。地域みらい連携会議構成員の市役所職員や観光協会の会員などから「冬の維持管理を具体的に考えてほしい」「高校生がつくったと分かるものにしてほしい」などのアドバイスが贈られた。
プロジェクトは、本道の基幹産業を支える人材や、地域を守り支えていく人材を育成するため、地域の自治体や企業、産業界などの関係機関などと協働し、生徒が地域社会の一員との意識をもちながら、地域の課題を解決するためのテーマを設定し、地域と共に解決を図る実践研究を行い、成果を全道に広く普及することによって、本道におけるキャリア教育や産業教育の充実を図ることがねらい。
留萌高は、平成30年度から道教委の指定を受け、研究主題「ビジネスの手法・ものづくりの技術を用いた地域課題の解決~関係人口の増加、継続的なふるさととの結び付きを目指して」のもと、研究を進めている。
また、同校では毎年生徒たちが取り組みたいことをテーマにチームを組んで課題研究を実施。今回、1チームの研究内容が事業のねらいと同じだったため、研究内容についての意見交流会を開催することとした。
この日、地域みらい連携会議から市役所の職員や観光協会の会員、留萌振興局の職員など15人が来校。生徒3人が「来たい!撮りたい!留萌のカタチ」と題して発表した。
生徒は留萌のためにできることとして、観光業の増進と木材の活用PRを組み合わせた取組の重要性を強調。
留萌の観光スポットに文字モニュメントを設置し、「SNSの影響力を利用して留萌をPRしたい」と提案した。
文字モニュメント設置に当たっては5つの候補地とデザインを紹介。
また、市全体を回ってもらえるようにする取組として、道の駅を拠点としたフォトラリーについても説明した。
連携会議会員からは「冬の維持管理を具体的に考えてほしい」「木目が生きるような形にしてほしい」「高校生がつくったと分かるものにしてほしい」などの意見が出された。
(学校 2020-08-06付)
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