ほっかいどう学推進フォーラム総会　デジタル教材開発等推進　新保理事長　積極的活動誓う

（関係団体 2020-08-12付）

フォーラム設立後初の通常総会となった

　特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラム（新保元康理事長）は７日、セントラル札幌北ビルで令和２年度通常総会を開いた。小学校向けのほっかいどう学に関する副読本発行を念頭に、道内における副読本の現状調査や、ＧＩＧＡスクール構想対応のデジタル教材の開発などを盛り込んだ本年度事業計画案を満場一致で承認。新保理事長は、新型コロナウイルスの影響が懸念される中においても、「感染予防を徹底した上で、過度に委縮することなく、積極的な活動を進めていく」と力強く語った。

　フォーラムは、本道の魅力や地理、歴史、文化、産業等を幅広く学び、地域に関する理解と愛着を深めることを目的としたほっかいどう学に多様な主体がかかわることで、幅広い普及を図ることを目的に前年度設立した。

　開会に当たり新保理事長があいさつ。本年度の活動として、シンポジウムや連続セミナーの継続はもとより「全道の副読本の調査研究、ＧＩＧＡスクール構想に対応したデジタル教材の開発など、新たな分野へ挑戦する」との方針を示した。

　本年度の事業計画では、ほっかいどう学新聞の３回発行、学校関係者を対象としたほっかいどう学ツアーの企画・実施、『開発こうほう』に新・ほっかいどう学考の６回連載、各種研修会・講演会・授業づくり支援、小学校向けのほっかいどう学に関する副読本の発行を念頭に道内における副読本の現状調査、ＧＩＧＡスクール構想に対応したデジタル教材の作成検討などを盛り込んだ。

(関係団体 2020-08-12付)