道教委　特別支援進路指導協檜山会場　入選出題例や留意点示す　後日オンデマンド配信も

（道・道教委 2020-08-27付）

遠隔システムを活用して説明・質疑を行った

　【函館発】道教委は８月上旬、檜山合同庁舎で本年度特別支援教育進路指導協議会檜山会場を開いた。檜山教育局主管。特別支援教育課の三瓶聡主査が知的障がい特別支援学校高等部入学者選考の詳細を説明し、出題例や出願の際の留意点などについて共通理解を図った。内容は、後日、オンデマンド配信する予定。

　障がいのある生徒やその保護者が適切に進路選択できるよう、知的障がい特別支援学校高等部等の教育内容や来年度の入学者を対象とした知的障がい特別支援学校高等部の入学者選考の概要についての説明などによって、小・中学校等における特別な教育的支援を必要とする児童生徒の進路指導の充実を図るもの。

　本年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、参加対象を中学校３学年を担当する教諭や進路指導担当者と生徒の保護者に限定して半日日程で開催。教諭と保護者合わせて８人が参加した。

　当初、三瓶主査が会場で説明する予定だったが、悪天候のため会場入りできなくなった。そのため、遠隔会議システムを用いて、道立特別支援教育センターと接続し双方向で実施することとした。

　説明では、三瓶主査が特別支援学校と高校の目的等の違いや、特別支援学級に在籍する生徒の進路決定の流れ、学習状況検査の出題例、出願先の決定および出願の際における留意点等を解説し、参加者との共通理解を図った。

　なお、教育関係者や保護者に広く情報提供することを目的に、当日と同じ内容の説明を後日オンデマンド形式で配信する予定。

(道・道教委 2020-08-27付)