道教委が高校教育改善研究協議会　ＩＣＴ整備など議論深め　唐川課長　今後も緊密に連携

（道・道教委 2020-08-28付）

　道教委は２５日、道庁別館で令和２年度第１回全道高校教育改善研究協議会を開いた。道高校長協会本部役員と各管内の代表校長など約４０人が参加。テレビ会議で道内各教育局などと接続し、各課担当者が所管事項を説明したほか、変形労働時間制やＩＣＴ環境整備などについて協議した。開会式で唐川智幸高校教育課長は、今後も道高校長協会と緊密な連携を図る考えを示した。

　同協議会は、道高校長協会本部役員、各管内の代表校長が本道の高校教育にかかわる学校経営上の課題等について研究協議を行い、本道の高校の学校運営全般の改善・充実に資することが目的。参加者の移動に関する経費や時間、ＩＣＴの活用による会議や研修が一層普及していくことを考慮し、当初からＴＶ会議システムで開催している。

　開会に当たり、唐川高校教育課長があいさつ。「今後とも高校長協会と緊密な連携を図りながら、本道の高校教育の充実・発展のために取り組んでいく」と述べ、理解と協力を求めた。

　このあと、各課担当者から教育行政上の課題について説明を受けたほか、変形労働時間制等、ＩＣＴ環境の整備、修学旅行の実施の３点について研究協議を行った。

(道・道教委 2020-08-28付)