５年度インターハイ準備委設立総会　小玉会長　オール北海道で　来年２月　基本構想案承認へ

（道・道教委 2020-08-31付）

委員約３０人が出席した

　令和５年度全国高校総合体育大会（インターハイ）道準備委員会は２７日、札幌ガーデンパレスで設立総会・第１回総会を開いた。会長に就任した道教委の小玉俊宏教育長は、オール北海道で準備を進める考えを表明。議事では、北海道開催基本構想案など大会の開催に向けた各種計画案を示し、来年２月予定の第２回総会で承認する方針を確認した。

　準備委員会は、来年度設立予定の北海道実行委員会に先立ち、インターハイ開催を円滑に実施するために必要な準備を行うことが目的。関係機関、団体の代表者、各競技の会場市町村職員など委員約３０人が出席した。

　設立総会の開会に当たり、小玉教育長が「委員の皆さんの力添えをいただき、オール北海道で準備を進めたい」とあいさつ。道教委による「もうひとつのクライマクス」プロジェクトでは、部活動の代替大会の支援のほか、様々な交流イベントや展示会を企画していることを伝え、協力と支援を呼びかけた。

　つぎに、会則と役員を決定。会長に小玉教育長、副会長に道高校体育連盟の平野雅嗣会長を選任した。

　続いて第１回総会を開催。塙浩伸高校総体担当課長が大会概要を説明し、①スポーツの推進②連携・協働の強化③高校生活動の展開④おもてなしと地域の魅力発信⑤効率的・効果的な大会運営―の５つの方針を掲げる道ブロック開催基本方針案を示した。

　また、大会の目的や準備・運営体制などの基本的事項をまとめた北海道開催基本構想案や年次別業務推進計画案について説明。道・会場地市町村の業務分担、経費負担案も示し、来年２月開催の第２回総会で承認するとした。

(道・道教委 2020-08-31付)