道警　スクールサポーター　情報発信活動１２５９回　元年度派遣状況まとめる

（道・道教委 2020-08-31付）

　道警は、令和元年度のスクールサポーターの派遣状況をまとめた。派遣校数は前年度と比べ１校減の４１校。最も多かった活動は「情報発信活動」が１２５９回。非行事案に対する指導助言だけでなく、非行や犯罪被害の防止、関係機関との連携など、様々な面で役立てるとし、サポーターの活用を呼びかけている。

　スクールサポーター制度は、学校内外における児童生徒の安全の確保および非行防止の取組などを支援するため、退職した警察官をスクールサポーターとして学校に派遣するもの。

　活動内容は、校内外の巡回、非行事案などに対する指導助言、不審者などの対応策についての行動連携、下校時の見回りなど。学校の状況等に応じ、定期的に学校を訪問する。

　学校からの派遣要請を受け、その可否を検討して学校に連絡し、スクールサポーターを派遣する。

　元年度は４１校に派遣。内訳は、札幌方面が１８校、旭川方面が１３校、釧路方面が１０校となっている。

　最も多い活動は情報発信活動で１２５９回、つぎに「学校での巡回活動」が１１１８回となっている。

　派遣校からは、「校内外の巡回活動によって、生徒の問題行動が全くみられなくなり、不審者などからの安全確保につながった」「生徒への声かけが生活規律の確立や問題行動の未然防止になった」などの声が寄せられている。

(道・道教委 2020-08-31付)