ＧＩＧＡスクールサポーター　特別支援学校等に配置へ　端末設定など担当　道教委

（道・道教委 2020-09-29付）

　道教委は、新たに道立学校ＧＩＧＡスクールサポーターを１４管内の道立中等教育学校または特別支援学校に配置する。道立学校におけるＩＣＴ環境の整備を支援するパートタイム会計年度任用職員で、ネットワーク接続や端末の設定・管理などを担当。今後、各教育局で人材を確保した上で配置に向けた準備を進めていく。

　道教委は国のGIGAスクール構想を踏まえ、本年度中に全道立学校の普通教室と職員室において、学習系ネットワークとして無線LANの設置、校内ネットワーク回線の新規設置に向けた準備を進めている。なお、１人１台端末について道教委は、年度内に道立高校における端末整備の取組計画案を策定する予定となっている。

　新たに配置する道立学校ＧＩＧＡスクールサポーターは、教職員・児童生徒が早期に端末を活用できるよう、道立学校の校内ネットワーク整備に伴う技術的な支援を行うパートタイム会計年度任用職員。①学校におけるＩＣＴ環境整備への支援②端末の設定、管理、ネットワーク接続に関する支援③端末の使用マニュアルの作成④教員に対する使用方法の周知―などを担当する。

　配置対象校は、登別明日中等教育学校または小・中学部を有する特別支援学校。各管内１校以上に配置できるよう予算を措置している。

　資格要件は「情報処理技術者試験のうち、ＩＴパスポート試験を除く試験の合格者」「国、地方公共団体、独立行政法人、民間企業などでＩＣＴに関する職務の従事経験があり、職務を担う資質・能力を有すると認められる人」など。勤務日・勤務時間は上限の範囲内で所属長が定める。

　今後、各教育局において人材を確保した上で、配置に向けて準備。複数校の勤務や道立高校への派遣も可能とする。

(道・道教委 2020-09-29付)