札幌市立高・特校長会が研究協　コロナ　迅速に対応を　鈴木会長　細かな配慮要請

（札幌市 2020-10-05付）

次年度の事業などについて協議した

　札幌市立高校・特別支援学校長会（鈴木恵一会長）は９月３０日、市立北翔養護学校で第６回研究協議会を開いた。各種推進委員会・連絡協議会・特別委員会担当者が事業報告を行ったほか、次年度の事業について協議。鈴木会長は、札幌市が新型コロナウイルス感染症予防対策を推し進める中、校長として迅速な対応と細かな配慮について留意する必要性を示した。

　協議会は、市立高校・特別支援学校が抱える課題の解決を図るほか、学校運営の充実に向け情報交換を行うため、毎月開いている。

　開会に当たり、鈴木会長があいさつ。“続けよう、新北海道スタイル　さぁ！サッポロスマイル”を合言葉に札幌市が推し進める新型コロナウイルス感染予防対策について、「イベント開催制限緩和となり、学校としても毎日気が抜けないが、迅速な対応と細かな配慮について常に気を配ることが校長として必要」と指摘。「市立学校の現在の様々な取組は、地域などの協力のおかげ。今後も市民に必要とされる学校づくりを目指していこう」と呼びかけた。

　各種推進委員会・連絡協議会・特別委員会の担当校長が１２月の生徒会リーダー交流会、９月に行われた小樽商科大学・札幌市立大学との連携事業結果、今後の学校間連携事業や市高ポータルサイト更新について報告。また、次年度の市高プレゼンや職場体験などの事業について協議した。

　次回の研究協議会は１１月２日、市立札幌旭丘高校で開かれる予定。

(札幌市 2020-10-05付)