帯広北高　建設コンサルでインタビュー　職種調査し良さ再発見　フィールドワーク

（学校 2020-10-16付）

仕事のやりがいなどを聞く生徒たち

　【帯広発】帯広北高校（奥野淳一校長）は８日、帯広市内の事業所で生徒がインタビュー活動を行う「フィールドワーク　十勝の色々な職種を学ぼう」を開いた。うち、土木設計・測量調査業務を担う㈱土木技術コンサルタント（土井紀代子社長）では仕事のやりがいや業務内容について調査。対応した西田光技術部主幹は土木建設業の役割などを伝えた。

　１年生の総合的な探究の時間として、フィールドワークを通して十勝の職種を調査し、発見した出来事について互いに情報交流することで、十勝の良さを再発見することが目的。

　この日、１年生５人が同社を訪問した。

　対応した西田主幹は、建設コンサルタントの業務内容について、土木建設業における構造物の設計・調整を行うことと説明した。

　生徒から、「仕事のやりがい」「一番多い業務内容」「一日の勤務時間」などの質問が挙がった。

　やりがいについて西田主幹は「土木技術は市民のための工学。手がけたものを市民の皆さんに安全に使ってもらうことが一番のやりがい」と答えた。

　このほか、平成２８年８月の豪雨被害によって破損した橋梁の復旧作業や、河川の点検業務などを行ったことを紹介し、生徒たちに建設コンサルタントの仕事の重要性を伝えた。

(学校 2020-10-16付)