天塩高　筑波大とオンライン授業　大学の勉強　肌で感じ　地域活性化の取組学ぶ

（学校 2020-10-14付）

大学生から課題研究の方法について学んだ

　【留萌発】天塩高校（渡部秀治校長）は９月下旬、同校で筑波大学とのオンライン授業を実施した。同大の都市計測実験室の学生が地域活性化の取組について研究内容を発表。参加した１・２年生８４人は、課題研究の分析方法を学ぶとともに、大学での勉強の楽しさを肌で感じ取った。

　同校は、これまで筑波大学との高大連携事業を実施。地域の魅力創造や人材育成をねらいとした高大連携ワークショップなどを開いている。

　ことしは１１月１４・１５日に高大連携ワークショップを開くことから、まちづくりや地域活性化について興味をもってもらうため、同大の学生が地域活性化の取組について研究内容を発表。１年生４３人、２年生４１人が参加した。

　同大の学生が函館の夜景の変化に関する研究やサッカーＪリーグの鹿島アントラーズと連携したマイクロツーリズムの研究について説明。また、１１月に開く高大連携ワークショップへの参加を呼びかけた。

　発表後に生徒たちは「大学と鹿島アントラーズがほかにどのような連携をしているか」「どこの国からの留学生が多いか」などと質問。学生から説明を受け、課題研究の分析手法を学ぶとともに、大学での勉強の楽しさを肌で感じ取った。

　今後は１１月１４・１５日に高大連携ワークショップを予定。大学生から、地域の様々な情報を用いて論理的に課題解決や魅力創造に取り組む手法を学ぶほか、地域の活性化についてプレゼンテーションする。

(学校 2020-10-14付)