美術　観光バスを描く　さっぽろっ子学習サポート更新

（札幌市 2020-10-29付）

　札幌市教委は２２日、さっぽろっ子学習サポートシステムの学習課題を更新した。小学校の全学年の国語と体育、低学年の生活科のほか、中学校全学年の美術などの課題を提示。うち、中学生の美術では、全学年共通課題として、札幌市の観光バスをデザインする課題を示した。

　今回の学習課題では、小学校全学年の国語と体育、１・２年生の生活科、３～６年生の社会のほか、中学校全学年の国語、社会、美術、保健体育の課題を提示。

　小学１年の生活科では保護者が行っている家事など、家庭での保護者の様子を記録させる課題を提示。

　生活科の課題は次回、１ヵ月後に出題することから、保護者に対して長い期間をかけて取り組むことを求めているほか、児童が家族の生活について調べることを通して、自分の役割を積極的に果たし、規則正しく生活できることを目標として示している。

　中学生共通の美術の課題では「ラッピングバスデザイン～札幌市の観光バスのデザインを考えよう！」と題して、「札幌」のイメージを膨らませ、バスのデザインを考える課題を提示。

　取り組み方として、①札幌市のイメージや特徴、有名な建造物や観光地などをもとにデザインのイメージを膨らませ、デザインのテーマを導き出すこと②テーマに合った形や配色の構想を練ること―の２点を掲げた。

(札幌市 2020-10-29付)