家事など考える課題を　さっぽろっ子学習サポート更新

（札幌市 2020-11-24付）

　札幌市教委は１９日、さっぽろっ子学習サポートシステムの学習課題を更新した。小学生対象では全学年の国語と体育、１・２年生の生活科などの課題を提示。中学校では全学年の美術、保健体育などの課題を提示した。うち、小学１年生の生活科では家族が笑顔で過ごすためにできることについて、家事や手伝いなどの取組内容を考えさせる課題を提示した。

　さっぽろっ子学習サポートシステムは、新型コロナウイルス感染症の影響で登校できない児童生徒を支援するもの。毎週木曜日に学習課題を更新している。

　今回の小学生対象課題は、全学年の国語と体育、１・２年生の生活科、３～６年生の社会科。

　うち、小学１年生の生活科は、家族が笑顔で過ごすためにできることを考えさせる課題を提示した。部屋の片付けなど児童の取組に対する保護者によるかかわりのポイントとして、「上手になってきたね」「疲れていたから助かったよ」などと感想を伝えることで、子どもの達成感や満足感が高まるとした。

　中学校対象課題は全学年の国語、社会、美術、保健体育。

　うち、２年生の美術では「自分と向き合う～未来を見つめる私の目」と題して、自分の目を鏡で観察し、特徴をとらえながら鉛筆で描く課題を提示。また、自身で作品のテーマを考えさせるものとなっている。

(札幌市 2020-11-24付)