ダンスや映像作品披露　札幌豊明高等支援が豊明祭

（札幌市 2020-11-24付）

熱心に取り組んだ成果を発表した

　市立札幌豊明高等支援学校（小山学校長）は１８日、同校で「豊明祭」を開いた。全校生徒１１７人のほか、保護者約１５０人が来校。ダンスや映像作品を披露するなど日ごろの取組の成果を発表した。

　本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、校外からの出席者を１世帯当たり２人までに限定。学年ごとに保護者を入れ替え、密を避けて実施した。

　また、例年実施している作業製品の販売やＰＴＡのバザーは中止とし、体育館でのステージ発表のみとした。

　同校では、学校祭開催約１ヵ月前から時間割を変更し、学校祭の準備を開始。ダンスや劇、和太鼓などの練習に生徒は熱心に取り組んできた。

　ステージ発表では、１年生が「Ｉｔ,ｓ　ｓｈｏｗ　ｔｉｍｅ」と題して４グループに分かれてマジックやダンスなどを披露。

　２年生は演舞「魂～ＳＯＵＬ」をテーマに和太鼓と演劇を組み合わせた取組を発表した。

　３年生は演劇。テーマ「Ｒｅｂｏｒｎ」のもと、生まれる前に未来が分かる主人公を設定。けがなどの不幸も予測が可能で様々な出来事が起こるエピソードを展開。人生は辛いことばかりではないことを伝えた。

　３年生は「あなたに届けたい共通の気持ち」と題して、事前に校内で撮影した映像作品を放映したほか、楽器演奏、手話コーラスを披露。会場には拍手が鳴り響いた。

(札幌市 2020-11-24付)