道社教委員・生涯学習審開く　家庭教育支援事例発表等

（道・道教委 2021-01-15付）

オンラインで開催し、委員らが意見交換した

　道社会教育委員の会議兼第１５期道生涯学習審議会第２回会議が１３日、札幌市内かでる２・７でオンライン開催された。委員１３人が出席。文部科学省職員による行政説明や委員による家庭教育支援事例等の発表、協議を実施。社会教育・生涯学習の現状と課題を把握するため、意見交換を行った。

　２ヵ年の活動のうち、初年度となる本年度は、現状と課題の把握期間。令和４年度以降の新たな道教育推進計画（５～９年度）に反映させるため、具体的方策について検討していく。

　議長兼会長の札幌市立大学の武田亘明准教授があいさつ。「いつでも、だれでも、どこでも、学べる環境づくりのためにも、委員一人ひとりによる多様な視点や想像力を働かせながら意見交換を進めてほしい」と述べた。

　議事に移り、事務局が第１回会議議事録案について報告。審議テーマ「共生社会の実現に寄与する社会教育・生涯教育」による意見交換について、委員からの主な意見や今後のポイントなどを整理し、参考とするようまとめたことを説明し、承認された。

　続いて、文科省総合教育政策局生涯学習推進課の齊藤加奈子課長補佐が、第１０期中央教育審議会生涯学習分科会における議論の整理について説明。

　事例発表では、副議長兼副会長の父親ネットワーク北海道の吉岡亜希子事務局長が「家庭教育支援を支える」、㈱らむれす三角山放送局の杉澤洋輝社長が「株式会社らむれすの取組」と題して活動を紹介した。

　このあと、協議を行った。

　第３回会議は３月中を予定。実践事例の紹介のほか、調査報告、協議を行う。

(道・道教委 2021-01-15付)