道教委 障がい者の生涯学習推進会議 3年度 新規に連携事業 2月 コンファレンス開催へ(道・道教委 2021-01-18付)
構成員13人が出席し、情報を共有
道教委は14日、令和2年度障がい者の生涯学習推進コンソーシアム形成事業第3回地域連携コンソーシアム会議を開いた。構成員13人が出席。担当者が2月16日にオンラインで実施するコンファレンスの開催趣旨について説明。また、3年度事業に、新規に青少年教育施設との連携事業を盛り込むことなどを確認した。
文部科学省の委託を受けて道教委が本年度から3ヵ年計画で取り組んでいるもの。
関係機関(大学等の高等教育機関、障がい者雇用を企業等、障がい者雇用に知見のある社会福祉法人等や生涯学習の機会を提供する民間企業団体等)が連携し、コンソーシアムの形成・運営を図る。効果的な学習を支援するための具体的な学習プログラム・実施体制等に関する実践研究を進めていく。
開会式では、山口利之生涯学習課長があいさつに立ち、「会議を通して、連携・協力をさらに深めていただきたい」と述べた。
議事に移り、事務局が2月16日午前10時からオンライン開催する「令和2年度第2回 共に学び、生きる共生社会コンファレンスin北海道」について、趣旨や企画内容などを紹介した。
続いて、コンソーシアム構成団体の取組状況について報告。真駒内養護学校の星野健史副校長が「特別支援学校における生涯学習につながる取組」と題して、特別支援学校で行われている学習や取組、同窓会、卒業後の学び場への接続、コミュニティ・スクールの導入、福祉避難所の指定を受けるなど災害時の対応などについて紹介した。
また、社会福祉法人ゆうゆうの大原祐介理事長、道保健福祉部障がい者保健福祉課の担当者が情報提供した。
このあと、事務局が現時点における3年度の取組について説明。2年度に引き続き、研究を推進するとした上で、関係者の資質向上等を図るため、市町村教委対象研修会などを企画していることを話した。
学習支援に関する実践研究については、2年度に引き続き、北広島市と石狩教育局がパラリンピックとの関連などを主に、市町村における障がい者の生涯学習推進体制構築に関する実践研究に取り組むとした。
プログラム開発に関しては、青少年施設との連携事業として予定していることを説明した。
(道・道教委 2021-01-18付)
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