大空高　校章デザイン決定　創造する可変の未来　「Ｏ」モチーフに４円を

（学校 2021-01-20付）

未来の多様性を表現した校章

　【網走発】令和３年度に開校する大空高校の校章デザインが決定した。「創造する可変の未来」をコンセプトに、ＯＺＯＲＡの「Ｏ」をモチーフとしたスカイブルーの４つの円を組み合わせている。ぞれぞれの円は自由に動かすことができ、同校が推進する未来の多様性を表している。

　大空町教委は、道立の女満別高校と町立の東藻琴高校を発展的に統合した町立全日制総合学科の大空高を３年度に開校する。

　校章デザインは、同校のコンセプトブックのデザインを手がけたデザイナーの南貴博さんが担当。昨年１２月下旬に開かれた新しい高校づくり推進委員会で、構成員である女満別高、東藻琴高の教諭が南さんのデザイン案３点の中から最もふさわしいデザインを選定した。

　同校のスローガン「世界と地域をつなぐ大空で　路を切り拓く飛行機人になる」や育む人物像などを踏まえ、デザインコンセプトは「創造する可変の未来」とした。

　ＯＺＯＲＡの「Ｏ」をモチーフとした４つの円は、始まりの数である「ゼロ」と無限の角をもつ「円」を想起させるもの。ゼロから無限の可能性を拓いていけるようにとの願いが込められている。

　また、校章に描かれた４つの円は、それぞれ独立させて様々な角度に回転して表現することが可能。多様で自由な解釈ができることで、同校が推進する未来が多様で無限であることを表している。

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校章デザインの展開例（クリックすると拡大表示されます）

(学校 2021-01-20付)