思い表現させる課題等　さっぽろっ子学習サポート更新

（札幌市 2021-01-25付）

　札幌市教委は２１日、さっぽろっ子学習サポートシステムを更新した。学習課題のうち、小学６年生の国語では、小学校生活で印象に残った出来事について、自身の思いを表現させる課題を示した。

　さっぽろっ子学習サポートシステムは、新型コロナウイルス感染症の影響で登校できない児童生徒を支援するもの。毎週木曜日に学習課題を更新している。

　今回、小学校対象では、全学年の国語、音楽、体育と、３～６年生の社会を提示した。

　うち、６年生の国語では、小学校生活を振り返り、印象に残った出来事をノートや取組シートに記入させる課題を更新。児童が選んだ出来事について、自身や周りの人の行動・言動、自身の思いなどを考えさせる内容となっている。

　また、表現の方法として、詩や俳句などを選択し、その理由についても考えさせるようにした。

　中学校対象では、全学年の国語、社会、技術・家庭を更新。

　２年生の技術・家庭では、中学生用ふゆやすみエコライフレポート２０２０をもとに、①地球温暖化の主因と考えられているものは何か②家庭で使用されるエネルギーを３点考えること③冬休みに一番取り組めた項目および家族で取り組んだ項目について④自分が今できる二酸化炭素を排出しない取組について―の４点を考えさせる課題を提示した。

(札幌市 2021-01-25付)