子の発達事業充実を 赤平市 障がい福祉計画等素案(市町村 2021-01-28付)
【岩見沢発】赤平市は、第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画素案をまとめた。計画期間は令和3~5年度の3年間。市町村子ども発達支援センター事業の充実などを盛り込んでおり、2月8日までパブリックコメントを受け付けている。
障がい児支援の提供体制の整備における5年度末までの基本目標として①北海道が推奨している市町村子ども発達支援センターにおける市町村子ども発達支援センター事業の充実を目指す②難聴児支援のための体制について検討する③保育所等訪問支援を利用できる体制を目指す④重症心身障がい児を支援する児童発達支援事業所、放課後デイサービス事業所の確保を目指す⑤医療的ケア児支援の協議の場の設置を行うとともに、コーディネーターの配置について検討する―の5点を掲げた。
うち①では、道が推奨する市町村子ども発達支援センターの発達相談や個別の発達支援、関係機関への訪問・連絡調整などを行う市町村子ども発達支援センター事業の充実を目指す。
さらに、母子保健担当および要保護児童対策地域協議会との連携を図り、18歳までの切れ目のない支援を行う。実施に当たっては、将来国の求める児童発達支援センターへの移行も視野に入れ、3障がい対応を基本とし、障がい児における相談支援体制のワンストップ化の実現、事業の実施に向けた専門職の確保を含めた人員体制および実施体制の整備について検討する。
②では、市町村子ども発達支援センター事業の中で相談支援を行い、適切な社会資源に結び付け、専門職による個別の発達支援が行えるよう検討する。
④では、重症心身障がい児のニーズを見極めながら支援について検討するとともに、近隣自治体を含めた社会資源の確保について検討する。
2月8日までパブリックコメントを受け付けている。意見の提出は、社会福祉課地域福祉係(〒079-1192 赤平市泉町4丁目1番地)や公共施設に持参または郵送、FAX0125(34)4188、電子メール(fukushi@city.akabira.hokkaido.jp)で。
(市町村 2021-01-28付)
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