成人式の対象年齢　５年度以降も２０歳　滝川市

（市町村 2021-01-29付）

　【岩見沢発】滝川市は、令和５年度以降に開催される成人式の対応方針を示した。成年年齢引き下げに伴い、１８歳を対象とした場合、大学受験や就職準備時期と重なって式典に出席することが難しくなることを見込み、従来どおり２０歳を対象として実施する方針。式典名称は「はたちのつどい（仮称）」に変更し、開催日は成人の日の前日とする。

　４年４月１日から成年年齢が１８歳に引き下げられることを受けて、市では５年度以降の成人式の対応を検討してきた。

　１８歳を対象とした場合、大学受験や就職準備時期と重なり、本人や家族の負担が大きく、式典に出席することが難しくなると想定。また、飲酒や喫煙等の年齢制限は２０歳のままであることから、法律上の制限がなくなる年齢を成人式の対象とすることが望ましいと判断した。

　これを踏まえ、対象年齢はこれまでどおり２０歳とし、開催日は成人の日の前日とする。

　式典名称は検討中だが、「はたちのつどい（仮称）」に変更する予定だ。

(市町村 2021-01-29付)