1定道議会代表質問(令和3年3月5日) 小学校教員72人増 中学校導入も要望 少人数学級(道・道教委 2021-03-08付)
4日の1定道議会代表質問では、35人以下の少人数学級の編制について質疑が行われた。
国は令和3~7年度の5年間で段階的に小学校の全学年で導入を計画。道教委の小玉俊宏教育長は、国の加配を活用して小学校2学年に加え、2年度から3ヵ年計画で小学校3・4学年へ拡大すると説明した。
国に先行して、6年度まで小学校全学年へ対象を順次拡大。子どもの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現を図る。
一方、中学校に導入する場合、教科担任等の増員など、大幅な定数改善が必要となることから、引き続き、国に対して少人数学級の拡充と本道の地域特性に応じた加配措置について要望していくとした。
少人数学級の実施に伴い、学級数増に応じた教員や事務職員数が国から配置され、小学校について、3年度は教職員72人増の見込みとなった。
「大学との連携などを図り、増加する定数に必要な教員の確保や資質・能力の向上に努めるとともに、各学校において少人数のよさを生かし、特別な配慮を必要とする子どもたちに寄り添いながら質の高い教育活動を支援していく」と述べた。
沖田清志議員(民主・道民連合)の質問に対する答弁。
(道・道教委 2021-03-08付)
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