幼児教育幼小連携・接続ハンドブック案 部会協議で高い評価 道教委 活用しやすいものに(道・道教委 2021-03-15付)
道教委は8日、道庁別館で第3回道幼児教育推進協議会幼小連携・接続推進部会を開いた。『幼児教育と小学校教育の連携・接続ハンドブック』案を示し、完成に向け協議。幼児教育施設と小学校の関係者双方にとって理解・活用しやすいものとなるよう活発に意見を交わした。
会議は、道幼児教育振興基本方針に掲げる施策の推進に当たり、幼児教育と小学校教育の円滑な接続について専門的に整理・検討することが目的。
ウェブ会議システムZoomによるオンライン開催とし、部会委員を務める市町村・市町村教委、幼児教育団体、学識経験者など7人が参加した。
開会に当たり道幼児教育推進センターの大畑明美センター長は、令和3年度は幼児教育施設や小学校のほか、市町村、教育委員会の職員を対象にした研修会を開始する考えを表明。市町村などが旗振り役となり、幼児教育施設、小学校が連携して地域の実情に応じた取組を進める重要性を示した。
議事に入り、幼小連携・接続のチェックシートの作成を報告したほか、3年度新規の幼小連携・接続担当者研修および園内研修リーダー育成研修の概要を説明した。
最後に、『幼児教育と小学校教育の連携・接続ハンドブック』案を示し、委員が協議。「小学校の教員にとって、保育現場、スタート・カリキュラムの内容が分かりやすく示されている」「取組が進んでいない地域で幼小連携の見通しがもてる」などの声が上がった。
幼稚園教育要領等の改定に伴い示された「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(10)の姿については、幼児教育施設と小学校関係者の双方が理解しやすいものとなるよう多くの意見が挙がった。また、「幼児教育においては、“知識・技能”“思考力・判断力・表現力等”“学びに向かう力・人間性等”の基礎を育む部分であることをより強調するとよい」との声もあった。
(道・道教委 2021-03-15付)
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