道教委　４施設の利用者満足度調査　全施設で目標値を達成　埋蔵文化財センター９７．１％

（道・道教委 2021-03-26付）

　道教委は、指定管理者制度を導入している北方民族博物館、文学館、釧路芸術館、埋蔵文化財センターの令和２年度利用者満足度調査結果をまとめた。総合的な感想で「満足」「やや満足」と回答した割合は、埋蔵文化財センターの９７・１％をはじめ、全施設で９割以上で目標値を達成した。

　文化財・博物館課所管の施設への指定管理者制度は平成１８年度から導入。各施設には、提供する住民サービスに対する満足度を把握する利用者満足度調査を実施することを義務付けている。「満足」と回答した利用者は、釧路芸術館で８５％以上、他の３施設は８０％以上との目標を設定している。

　アンケートには各施設の利用者６６１人が回答。道外からの利用者の割合が最も高かったのは、北方民族博物館で５２・４％。インターネットで施設を知った割合も２９・７％と比較的高かった。

　「今後、施設を利用したい」「できれば利用したい」と回答した割合は、埋蔵文化財センターの１００％をはじめ、すべての施設で９割以上。

　親切さや的確さなどの「職員の対応」、清潔さ、快適さ、利用しやすさなどの「建物や設備」「サービス提供」も全施設で９割以上が「満足」「やや満足」と回答している。

　利用施設の総合的な感想として「満足」「やや満足」との回答は、埋蔵文化財センターが９７・１％、文学館が９７・０％、釧路芸術館が９５・０％、北方民族博物館が９３・８％となった。

(道・道教委 2021-03-26付)