新時代の学校教育実現　胆振局　管内校長会議で山上局長

（道・道教委 2021-04-23付）

山下局長は校長会と連携し効果的な取組を進めていくとした

　【室蘭発】胆振教育局は１２日、オンラインで管内小・中・義務教育学校長会議を開いた。管内１０９校の校長が参加。山上和弘局長が令和３年度管内教育推進の重点を説明し、新しい時代の学校教育の実現を目指す決意を示した。

　冒頭、山上局長があいさつ。

　「前年度は新型コロナ感染症防止のため、きめ細かに対応いただき感謝する」と伝えた。一方で「当初の計画どおりにできなかった取組もたくさんあったのではないか。学力・体力の向上という部分まで踏み込むことができたか懸念している」と強調。

　その上で「３年度は、前年度の柱を基本としながらも“個別的な学び”と“協働的な学び”を通して学習指導要領を着実に実施し、新しい時代の学校教育の実現を目指していきたい。子どもたちが自らの感性や創造性を磨き、無限の可能性を発揮できるよう、これまで以上に校長会と連携を図りながら効果的な取組を進めていきたい」と、より一層の協力を求めた。

　引き続き、３年度管内教育の重点を説明。

　「オール胆振で教育効果の高い学校づくり」をテーマに、学力・体力の向上、豊かな心の育成、生活習慣の改善、学校力の向上の４点を重点に各施策を進めていくとした。

　このあと、教育局各課担当者が、それぞれの所管事項を説明した。

(道・道教委 2021-04-23付)