道13・9%減、札幌市1.4%減 全道で4030人志願 4年度教員採用候補者選考
(道・道教委 2021-06-11付)

札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況
令和4年度道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況(クリックすると拡大表示されます)

 道教委は、令和4年度道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願者の状況をまとめた。道と札幌市を合わせた志願者数の合計は4030人で、前年度から10・2%減少。中でも道は全受検区分で減少し前年度比13・9%減となった。東京会場の受検者が約300人以上減少したことが大きな要因となっている。

 公立学校教員採用候補者選考検査の受検倍率は年々減少傾向にあり、道教委は平成30年度から一定期間の勤務実績がある期限付教員、臨時的任用教員を対象とする特別選考検査を開始。道・札幌市は東京都内に検査会場を開設し、道外の教員採用試験の受検者確保に努めている。

 4年度道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願者数は、道が2736人で前年度から440人減少。全受検区分で減少し、高校で199人減の787人と大きく減少した。

 札幌市の状況をみると、志願者数は1294人で18人減少。中学校(高校)でやや増加した一方、他の受検区分で減少している。

 道と札幌市を合わせた志願者数は4030人で、458人減少。東京会場での受検日が茨城県教委と重なり、東京会場の志願者数が前年度と比べ300人以上減少した。

(道・道教委 2021-06-11付)

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