専門家の講話など　中小企業庁　３年度　道内２高指定　起業家教育プログラム

（国 2021-06-15付）

　中小企業庁は、学びと社会の連携促進事業「起業家教育事業」における起業家教育プログラムの令和３年度実施校を決定した。道内からは、北見藤高校（堀俊一校長）と遠別農業高校（織井恒校長）の２校に決定した。専門家による講話やアドバイスを受けながら起業家教育を推進する。

　中小企業庁は、主体性、創造性、分析力、コミュニケーション力などを醸成し、これからの時代で生きる力を身につける起業家教育の実施を推進している。

　学びと社会の連携促進事業の起業家教育事業は、探究学習やキャリア教育として起業家教育を実施する学校を支援するもの。令和元年度は、学校現場向けに起業家教育標準カリキュラムを作成。総合的な探究の時間などで、新たに起業家教育を導入する学校などを対象に支援する。

　起業家教育プログラムの３年度実施校は全国２０校。うち、道内からは、北見藤高と遠別農業高に決定した。

　２校は、起業家教育プログラムの導入または向上に向けた取組を推進。中小企業庁が委託する事務局から、要望に応じた講師のマッチングや参加校の教員・生徒同士がつながるコミュニティの提供などを行う。

(国 2021-06-15付)