通学路の環境美化に汗　八雲町内４小中　クリーン作戦

（関係団体 2021-07-02付）

地元建設企業や町内会などが協力した

　【函館発】八雲町立東野小学校（光成彰彦校長）、野田生小学校（髙田智史校長）、山越小学校（沢田慶毅校長）、野田生中学校（細川和成校長）の４校は６月２９日、町内でクリーン作戦に取り組んだ。地元企業や農事組合、町内会などの協力のもと、約６０人が学校周辺や通学路のごみを拾い、環境美化に汗を流した。

　野田生中学校区小中一貫型コミュニティ・スクールの一環として実施。昨年まで野田生小、野田生中、東野小、山越小それぞれで開催していたが、本年度は地元企業などの協力を得て４校同時に行うこととした。

　参加企業は、ツバメ工業㈱、㈱河井工業、㈲安藤組、㈱黒島建設の４社で、農事組合や町内会の役員も参加した。

　それぞれの企業と学校がペアとなり、山側と海側の４班に分かれて約２㌔㍍の道のりを１時間ほどかけてごみを拾った。うち、東野小ではツバメ工業の社員とともに、たばこの吸殻や空き缶など２袋程のごみを回収した。

　東野小の太田浩司教頭は「企業の声かけやあいさつなどが児童の成長によい影響を与える。参加していただきありがたい」と話していた。

(関係団体 2021-07-02付)