校長の指導で感染対策徹底を　道教委　コロナ関連で３点要請

（コロナウイルス関連 2021-07-15付）

　道教委は１３日付で、各教育局長、各道立学校長、各市町村教委教育長（札幌市を除く）に対し、通知「新型コロナウイルス感染症対策における組織的な学校運営について」を発出した。校長のリーダーシップのもと、全教職員で感染症対策の徹底を図り、教育活動の充実に努め、家庭や地域との連携・協働を推進しながら学校運営を継続していくよう求めている。

　特に留意点として挙げたのは、①感染症対策の徹底②教育活動の充実③児童生徒の心のケア―の３点。

　感染症対策の徹底では、マスクの着用など、衛生管理マニュアルに基づいた基本的な感染症対策を実施する。

　教育活動の充実では、学習指導について可能な限りリスクを低減させる努力をしながら教育活動を継続することや、修学旅行等の安全な実施について、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置など感染拡大している地域を旅行先や宿泊先にしないことなどを求めた。

　児童生徒の心のケアでは、いじめや差別、偏見の防止、教育相談の充実に関する指導や対応について記載している。

(コロナウイルス関連 2021-07-15付)