「まん延防止」　道立校の対策　石狩管内で時差通学　部活　休止や対外戦自粛

（コロナウイルス関連 2021-07-26付）

　道教委は２１日、まん延防止等重点措置の実施を踏まえた学校における新型コロナウイルス感染症対策の方針を関係者に通知した。石狩管内の道立学校では、地域の通勤状況を踏まえ、必要な場合に時差通学を実施するよう要請した。

　部活動については、時間・人数・場所などを厳選して感染症対策を徹底し、実施が困難な場合は休止する。健康状態の多重チェックを行って感染防止対策の全校指導体制を確立するほか、各競技団体等のガイドラインに基づかない対外試合などは自粛するよう求めた。

　２０日の道感染症対策本部会議で倉本博史教育長は、夏休みを迎えて家庭で過ごす時間が長くなる子どもたちのため、家庭と連携して感染症対策を徹底する考えを表明。PTA団体と連携して作成した。

　夏季休業期間における家庭での感染症対策を徹底するための啓発動画「保護者のみなさまへ～長期休業中もしっかり対策しよう！」の周知などの取組を進めていく考えを示した。

(コロナウイルス関連 2021-07-26付)