建設業の役割理解深め　釧路立芦野小で出前授業

（学校 2021-07-21付）

６年生６２人が参加した

　【釧路発】釧路市立芦野小学校（千葉徹校長）で１３日、市内の建設企業・村井建設㈱による出前授業が行われた。同社創業１００周年記念事業の一環として、６年児童６２人を対象に、建設業が地域に果たす役割や重要性のほか、やりがいや魅力を伝えた。

　同社は、創業１００周年事業の一環として出前授業を計画。市教委と協議し、村井剛大副社長の出身校である芦野小での実施を決定した。

　当日は、村井副社長ら４人が同校を訪問。６年児童計６２人を対象に、１・２時間目に１組、３・４時間目に２組で授業を行った。

　授業に先立ち、村井副社長は「建設業について学ぶ機会はあまりないと思うので、積極的に参加して質問してほしい」と呼びかけた。

　授業では、建設業の仕事内容について、建物や道路、港湾の整備や維持・修繕のほか、除雪作業、災害復旧などを担っていることを説明。

　また、同社が工事を行った施設を写真や動画等で紹介したほか、芦野小についても同社が建設したことを明かすと、児童たちは驚いた様子で話に聞き入っていた。

　このあと、地域住民が安全・安心な環境で暮らしていくために、建設業が大きな役割を果たしていることなどを学習し、建設業に対する理解を深めた。

(学校 2021-07-21付)