砂川市内に義務教育学校　８年度の開校決定　中学５年度、小学８年度に統合　

（市町村 2021-07-27付）

　【岩見沢発】砂川市は、令和８年度の義務教育学校開校を決めた。当初の計画を前倒しし、５年度に中学校、８年度に小学校を統合。校舎については、新校舎建設または砂川中学校校舎の増築で対応することとし、今後検討を進める。

　市は、２年５月に市立小中学校適正配置基本計画を策定。児童生徒数が減少し、各校の小規模化が進行していることから、６～７年度に砂川中と石山中学校の両校を集約し、９～１１年度に砂川小学校、豊沼小学校、中央小学校、空知太小学校、北光小学校の５校を１校に統合し、新校舎を建設するとしていた。

　６月下旬の第６回教育委員会定例会では、ＰＴＡから計画への同意を得られたことを受け、計画の期間をそれぞれ１年前倒しし、５年度に中学校、８年度に小学校を統合する方針を示した。また、小中一貫教育の推進に当たり、義務教育学校の導入を決めた。

　義務教育学校は、新校舎建設または砂川中校舎の増築で対応することとし、８年度の開校に向けて今後検討を進めていく。

　スクールバスの運行や校名、校歌、制服などについては、市立小中学校統合準備委員会で協議を進める。

(市町村 2021-07-27付)