札幌市　３年度アスリート派遣事業　８月から１０校１１部活に　陸上やバレーボール等８種目

（札幌市 2021-07-28付）

　札幌市スポーツ局は、本年度運動部活動アスリート派遣事業について、８月から来年３月に派遣する部活動を決定した。６月から派遣を開始している１１校１１部活動に加え、８月から１０校に陸上やバレーボールなど８種目１１部活動に専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣。生徒のスポーツに対する関心を引き出し、意欲の向上や、顧問教諭の指導知識の向上を図る。

　事業は、中学校、中等教育学校、特別支援学校の運動部活動に対して、専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣するもの。顧問教諭の指導知識の向上を図るなど、充実した部活動環境の形成も目指している。

　主に市内および近郊に居住するアスリートを外部指導者として派遣し、１年間を通して、同一アスリートが継続して生徒を指導。派遣の上限を年間１６回としている。

　本年度は、すでに１１校１１部活動に１年間アスリートを派遣し、順次指導している。

　前年度からは、３年生が引退した新チームへの指導を目的に、８月から翌年３月までの８ヵ月を期間とする派遣を新設。本年度は、陸上、バレーボール、バスケットボールがそれぞれ２部活動、軟式野球、サッカー、ソフトテニス、クロスカントリースキー、卓球がそれぞれ１部活動の計１１部活動に派遣する予定だ。

(札幌市 2021-07-28付)