札幌市教委　ＧＩＧＡスクール訪問研修　高校・特別支援に拡大　計３０８校で実施　１０月開始へ

（札幌市 2021-07-30付）

　札幌市教委は本年度、教職員対象のＧＩＧＡスクールサポーター訪問研修の対象を、市立高校・特別支援学校に拡大する。前年度、小・中学校等を対象に実施したもの。本年度は、小・中・高校、特別支援学校の計３０８校で実施する。１０月から来年３月３１日までに、サポーターが各校を６回訪問。デジタル教材の使用に関する研修などを予定している。

　市教委は、国のＧＩＧＡスクール構想により、小・中学校で１人１台端末を前年度末までに整備。併せて、授業における端末の有効的な活用に向けた集合研修やＧＩＧＡスクールサポーターの学校訪問研修を行ってきた。

　一方で、市立高校・特別支援学校高等部などにおいては、令和４年度から個人所有端末の学校持ち込み（Ｂｒｉｎｇ　Ｙｏｕｒ　Ｏｗｎ　Ｄｅｖｉｃｅ＝ＢＹＯＤ）による１人１台端末環境を整備する。

　このため、前年度は小・中学校等としていたＧＩＧＡスクールサポーター訪問研修の対象を、本年度は高校・特別支援学校にも拡大することとした。

　本年度の研修は、小・中・高校、特別支援学校の計３０８校が対象。１０月から３月３１日までの期間中に、サポーターが各校を６回訪問する。

　研修内容は、デジタル教材やソフトウェアの有効的な活用方法などを予定している。

(札幌市 2021-07-30付)