札幌市円山動物園　魅力向上へ　新たな施設の設置検討　早ければ４年度供用開始

（札幌市 2021-07-30付）

　札幌市円山動物園は、園の魅力と来園者の利便性向上などを目的とした施設の設置を検討している。通用門周辺の敷地を対象に、民間活用の可能性を調査する。１０月下旬にも事業に関する公募を開始し、早ければ令和４年度の供用開始を想定。隣接する球場や陸上競技場利用者の利活用も想定した施設とする考え。

　動物園のさらなる魅力向上へ、来園者に利便性・満足度の向上や、隣接する円山球場、円山陸上競技場等のスポーツ施設利用者、近隣住民の利用も想定した施設の設置を検討する。

　対象敷地は、コンビニエンスストアが営業中の動物園センター隣接地で、駐車場やウッドデッキを含めた通用門付近の敷地面積８４５平方㍍。

　市は７日付で、民間活用の可能性を調査するサウンディング型市場調査を公告。民間事業者との対話を通して、市場ニーズやポテンシャル等の把握、動物園の魅力向上、来園者等の利便性向上施設で想定する機能や規模などの意見を求める。

　１０月下旬にも事業に関する公募を開始し、早ければ令和４年度の供用開始を想定している。

(札幌市 2021-07-30付)