道教委 3年度地域連携研修 主体校 41地域45校 11テーマで調査研究等(道・道教委 2021-08-23付)
道教委は、地域連携研修における本年度実施地域を決定した。41地域で主体校は雨竜町立雨竜小学校など45校。学力の向上、ICTを活用した授業改善など11のテーマから各学校に共通する校内研究課題を設定し調査研究等を行う。成果を地域や連携校に還元し、地域における教育活動の充実を目指す。
地域連携研修は、各学校に共通する校内研究課題に関して、外部講師の招へいや道内外の先進的な学校の視察などの調査研究による成果を近隣学校の教職員に広く還元するもの。学校間での交流・連携を図るとともに、地域における一層の教育活動の充実を図る。
対象校は、札幌市立を除く小・中学校、義務教育学校、中等教育学校、高校(市町村立の全日制を除く)、特別支援学校。
研修のテーマは、①学力向上②体力・運動能力の向上③主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善④カリキュラム・マネジメント⑤小中一貫教育⑥学校間の連携・接続⑦ICTを活用した授業改善⑧情報活用能力の育成(プログラミング教育含む)⑨道徳教育⑩特別支援教育⑪外国語教育―の11点。
小・中学校に関しては、学校力向上に関する総合実践事業の実践指定校のほか、本年度道教職員研修計画を踏まえた11テーマを研修対象とする学校を優先して実施希望地域(主体校および連携校)を選定。小・中学校以外においても、これらのテーマを研修対象とする学校を優先する。
実施地域は41地域。主体校に、小学校26校、中学校10校、高校8校、特別支援学校1校の計45校を決定した。
今後、主体校において調査研究・実践を進め、指導主事が指導助言する。実践研究発表のため外部講師や指導主事を派遣し、地域や連携校に成果を還元する。
10月から来年1月にかけて執行状況調査・配分額調整、中間報告を行い、3月までに実施報告書を提出する。
地域連携研修3年度主体校
3年度実施主体校はつぎのとおり。
▼空知
▽雨竜町雨竜小▽岩見沢市南小▽砂川高
▼石狩
▽北広島市西の里小陽香分校▽北広島市西の里中陽香分校▽新篠津村新篠津中▽当別町当別小
▼後志
▽岩内町西小▽岩内町東小▽岩内町岩内第一中▽岩内町岩内第二中▽蘭越高
▼胆振
▽伊達市伊達小▽伊達開来高
▼日高
▽えりも町えりも小▽浦河町堺町小▽日高町門別中▽新ひだか町静内第三中
▼渡島
▽函館市桔梗小▽函館市駒場小▽函館市赤川小▽函館西高▽函館高等支援
▼檜山
▽厚沢部町厚沢部小
▼上川
▽旭川市大有小▽名寄市名寄中
▼留萌
▽留萌市留萌小▽留萌高
▼宗谷
▽稚内市稚内南小▽中頓別町中頓別小▽幌延中▽豊富高
▼オホーツク
▽北見市三輪小▽網走市網走小▽網走市東小▽網走市西が丘小▽網走南ケ丘高
▼十勝
▽帯広市広陽小▽大樹町大樹小▽帯広市柏小▽帯広柏葉高
▼釧路
▽釧路市清明小
▼根室
▽別海町別海中央小▽根室市光洋中▽標津町川北中
(道・道教委 2021-08-23付)
その他の記事( 道・道教委)
根室管内学校等の道教委指定事業 3年度は15事業予定 根室局 ICT活用DXに根室高
【釧路発】根室教育局は、本年度の管内における道教委の研究指定校をまとめた。本年度新規事業の「ICTを活用した学びのDX事業」など15事業を予定している。文部科学省の指定事業はなかった。指定...(2021-08-24) 全て読む
家庭教育サポート企業等制度 上川局 建設企業と協定 管内締結者数217者に
【旭川発】上川教育局は、旭川市内の東成建設(株)と道家庭教育サポート企業等制度にかかる協定を締結した。8月上旬、河野秀平局長らが同社を訪問し、及川浩和代表取締役と協定を交わし、協力を誓い合...(2021-08-24) 全て読む
いしかり局ちゃんねるで道教委・青山委員 子どもの特性 理解を 自己肯定感高める方法等指導
石狩教育局は19日、局独自の遠隔講習「いしかり局ちゃんねる」の第3回目をオンラインで開いた。講師はキャリアアドバイザー等を務める道教委の青山夕香委員。保護者ら69人が参加し、子どもの自己肯...(2021-08-24) 全て読む
道教委 高校道徳教育推進事業 全体計画等の改善図る 紋別高 12月に研究会開催
【網走発】本年度、道教委の道高校道徳教育推進事業で道東圏域の推進校に指定された紋別高校(花松均校長)は、別葉の作成など全体計画や単元配列表の改善・充実を図るほか、AIによるアセスメント・ツ...(2021-08-24) 全て読む
地学協働活動の講話など 道教委 26日みんなの教育委員会
道教委は、26日午前9時30分からオンライン開催するみんなの教育委員会の実施内容を決定した。東京国立博物館の銭谷眞美館長が地学協働活動に関して講話。道CLASSプロジェクト研究指定校による...(2021-08-23) 全て読む
道教委 3年度外部人材配置 270人 2年度比15人減 TT定着 ICT活用等課題
道教委は、退職教員等外部人材活用事業の配置状況をまとめた。本年度の配置人数は、学力向上非常勤講師と外国語活動講師を合わせて270人。前年度と比べて15人減となった。過年度の成果として、チー...(2021-08-23) 全て読む
校長判断で校外活動可 部活動 自校に施設ない場合 弓道や水泳等 道教委
道教委は18日付で通知「まん延防止等重点措置期間の延長および区域の拡大について」を各教育局長・道立学校長・札幌市を除く市町村教委教育長などに発出した。自校内に限定するとしていた部活動の活動...(2021-08-20) 全て読む
道教委 感染症対応業務で手当 日額7500円支給へ 2年4月22日以降業務に適用
道教委は18日、新型コロナウイルス感染症対応業務にかかる特殊勤務手当の支給を決定した。PCR検査の運営補助などの業務が対象で、支給額は日額7500円。令和2年4月22日以降の業務開始日に遡...(2021-08-20) 全て読む
道教委 高大連携留学生派遣 高校・中等教育22校に 新たに室工大参加し9月から
道教委は、令和3年度高大連携Hokkaido Study Abroad Programの道内大学留学生派遣校を決定した。札幌東高校など道立高校・中等教育学校22校に決定。新型コロナウイルス...(2021-08-20) 全て読む
国際的な視点で教育を 道教委 高校教育課程研究協議会 選択式ワークショップを試行
道教委は18日から2日間、高校教育課程(各教科担当指導主事等)研究協議会を開いた。文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課の白井俊教育制度改革室長が講師を務め、世界の教育改革の動向とニュ...(2021-08-20) 全て読む