地学協働活動の講話など　道教委　２６日みんなの教育委員会

（道・道教委 2021-08-23付）

　道教委は、２６日午前９時３０分からオンライン開催するみんなの教育委員会の実施内容を決定した。東京国立博物館の銭谷眞美館長が地学協働活動に関して講話。道ＣＬＡＳＳプロジェクト研究指定校による事例発表のほか、壮瞥町立壮瞥小学校と新得高等支援学校がコミュニティ・スクールの取組を、留萌教育局がオロロンリレーションプロジェクトをそれぞれ紹介する。

　みんなの教育委員会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年開催していた移動教育委員会の代わりに前年度から行っている。

　本年度のテーマは「地域と学校の連携・協働」。道庁別館と各教育局、市町村教委、道立学校、市町村立学校を遠隔会議システムで接続して行う。

　当日、道教委が道ＣＬＡＳＳプロジェクト（地学協働活動推進実証事業）に関する報告を行うほか、東京国立博物館の銭谷館長が地学協働活動に関して講話する。

　事例発表では、道央・道南・道北・道東の４ブロックごとにプロジェクトの研究指定校が実践を発表。また、壮瞥小の柴田暦章校長、新得高等支援の玉木裕校長がコミュニティ・スクールの取組を紹介する。

　留萌教育局からは、道立高校の取組に小・中学校、地元企業が連携し、管内全体で地学協働を進めるオロロンリレーションプロジェクトを紹介する予定。

　教育委員会の公開案件、事例紹介、意見交換の内容はＹｏｕＴｕｂｅでライブ配信するほか、一定期間公開する。

(道・道教委 2021-08-23付)