教育環境改善に尽力　岩見沢市教委　建設業２社に感謝状

（学校 2021-08-30付）

右から橋本さん、渡部さん、佐藤さん、江末主幹

　【岩見沢発】岩見沢市教委は２５日、市立南小学校（菅原伸介校長）のポプラなどのせん定・伐開作業を行った建設業者・西江建設（株）（帯広）と植村建設（株）（赤平）に感謝状を贈呈した。三角光二教育長の代理として感謝状を手渡した教育部教育施設課の江末智博主幹は「安全な環境に整備していただき、大変感謝している」と話した。

　市内で工事を施工する西江建設・植村建設共同企業体は、地域に貢献しようと、岩見沢市教委に環境整備を申し出た。南小のポプラは高さ２５㍍ほどに成長しており、降雪時の枝折れ・張り出しが安全な通学の支障となっていたことから、せん定・伐開することとなった。

　作業は９日と１０日の２日間にわたって実施。高所作業車を使用して、６人でグラウンド南側のポプラなど２０本を１０㍍程度の高さにせん定したほか、１５本を伐開した。

　当日は、西江建設から橋本達也取締役札幌支店長、渡部勝幸現場代理人、植村建設から佐藤博文監理技術者が市教委を訪問。三角教育長の代理として教育部教育施設課の江末主幹が感謝状を手渡し「大きくなっていたポプラなどによって、積雪や暴風などの際に危険があったところを安全な環境に整備していただき、大変感謝している」と述べ、取組をたたえた。

　橋本取締役札幌支店長は「今後も地域のために、引き続き支援していきたい」と話していた。

(学校 2021-08-30付)