校庭の排水機能改善　上川小で建設企業が側溝清掃

（学校 2021-10-15付）

１０人体制で作業した

　【旭川発】上川町立上川小学校（伊端俊紀校長）で１日、建設企業によるグラウンド側溝の清掃ボランティア活動が行われた。旭川市内のタカハタ建設（株）と札幌市内の（株）Ｍｚ原田の職員計１０人が参加。土砂上げや側溝蓋の取り替えなどによって、排水機能の改善が図られた。

　両社は、平成２４年度に上川町内で道路改良工事を実施。同校がグラウンド側溝に堆積する土砂の処理に苦慮しているとの話を聞き、清掃ボランティアに取り組んだことがきっかけで、ことしで１０年目の活動となった。

　当日、タカハタ建設から７人、Ｍｚ原田から３人が参加。風雨の影響で側溝に流れ込んだ土砂を１５０㍍にわたり排出した。

　土砂は、グラウンド内の水たまりが発生しやすい窪地に投入。このほか劣化した側溝蓋の取り替えも行うなど、教育環境の整備に汗を流した。

(学校 2021-10-15付)