外部評価　活動に生かし　上富良野高２年　活動中間発表

（学校 2021-10-15付）

６班がそれぞれ研究の経過を発表した

　【旭川発】上富良野高校（辻芳恵校長）２年生約３０人は９月下旬、総合的な探究の時間における実践活動の中間発表を実施した。道ＣＬＡＳＳプロジェクトの一環。グループ間で地域探究の活動内容や進ちょく状況を共有し、外部関係者からの評価やアドバイスを今後の活動に生かした。

　道教委は、本年度から新たに３ヵ年で進める道ＣＬＡＳＳプロジェクト推進校に同校を指定。２年生では様々な地域課題をテーマに設定し、グループで課題解決型探究学習に取り組んでいる。

　この日は、６班がそれぞれ探究課題と課題設定の理由、仮説、現在の活動内容についてスライドを用いてプレゼンテーション。「上富良野のサガリを使った特産物の開発」など、地元ならではの素材を生かした内容を発表した。

　地域コーディネーターで十勝岳ジオパークガイドの国枝孝行さん、国立大雪青少年交流の家の門前詩織主任企画指導専門職、和泉友喜企画指導専門職付主任、辻校長が審査員を務めた。全国高校生体験活動顕彰制度地域探究アワードのプレゼンテーション審査の採点基準を用い、構成や表現力に加え、質疑応答を含めて総合的に審査した。

　審査員を務めた門前主任企画指導専門職は「最終発表に向け、内容を的確に伝え、相手に応じた表現となるよう工夫してほしい」とさらなる飛躍を期待した。

(学校 2021-10-15付)