道教委 プログラミング全道研 楽しい体験 設定を 相模原市教委の渡邊氏(道・道教委 2021-10-15付)
本道のプログラミング教育充実へ研鑚
道教委は13日、プログラミング教育事業全道研修会をオンライン開催した。神奈川県相模原市教委教育センターの渡邊茂一学習情報班指導主事が相模原市の多様な実践例や校種間の接続に当たってのポイントを紹介。楽しい体験を多く設定し、子どもたちの問題解決力を育成するよう呼びかけた。
研修会は、小・中・高を通じたプログラミング教育の充実に向けた講話や協議を通し、道内のプログラミング教育の一層の充実を図るもの。
事業の実践指定校の担当教員、市町村教委・教育局の指導主事など約60人が参加した。
開会に当たりICT教育推進課の福士公一朗課長補佐は、校種間の円滑な接続によるプログラミング教育の充実に向けて考えを深めるよう、「研修を通して得た知見を多くの教員に伝え、道内のプログラミング教育の充実につなげて」と期待した。
事業の本年度の取組に関する説明のあと、相模原市教委の渡邊指導主事が「小・中学校および高校を通じたプログラミング教育の充実」と題して講演。各教科の授業実践や特別活動など、相模原市における多様なプログラミング教育の取組を説明した。
校種間の接続に当たってのポイントも示し、活用しやすいプログラミング教材を紹介。プログラミング的思考は体験を通して自然に身に付くものであるとし、「端末を使った問題解決の経験が、プログラミングの体験で自然に身に付く。楽しく体験できるカリキュラム・マネジメントを行ってほしい」と呼びかけた。
最後に、系統的なプログラミング教育の充実に向け協議した。
(道・道教委 2021-10-15付)
その他の記事( 道・道教委)
道研附属情報処理教育センター 中学技術のサイト開設 開発教材に関し質問可能
道立教育研究所附属情報処理教育センターは、中学校技術科コミュニティサイトを開設した。道研が開発した教材「ビニールハウスにおける農作物の育成管理」や、計測・制御のプログラミング研修(技術・家...(2021-10-18) 全て読む
札幌栄中・安齊氏らに 3年度道学校給食功績者表彰
道教委・道学校給食会は、令和3年度道学校給食功績者表彰の被表彰者を決定した。札幌市立栄中学校の安齊玲子調理員ら9人が受賞の栄に浴した。 表彰は、学校給食の普及・充実、学校における食育の...(2021-10-18) 全て読む
5年度インターハイ高校生活動 22地区に推進委設置 道教委 「支える」観点でPR
道教委は、月内にも道内22地区に道高校生活動地区推進委員会を設置する。令和5年度全国高校総合体育大会(インターハイ)北海道大会の成功に向け、「支える」観点から大会のPRやおもてなし活動を企...(2021-10-18) 全て読む
道教委 道立学校ふるさと応援事業 学校応援重点型を新設 寄附金は学校支援と国際交流
道教委は10月から、道立学校ふるさと応援事業で新たな指定(学校応援重点型)を開設した。ふるさと納税の寄附額のうち、8割を指定道立学校の支援に、2割を全道立学校の国際交流に充てるもの。周知用...(2021-10-18) 全て読む
帰国・外国人児童生徒等教育の推進支援 初期指導の重要性確認 道教委 第2回連絡協議会
道教委は13日、札幌市内の道第2水産ビルを配信会場に、本年度第2回帰国・外国人児童生徒等教育の推進支援事業連絡協議会をオンライン開催した。道教育大学函館校の伊藤美紀准教授による「日本語指導...(2021-10-18) 全て読む
各地で道CLASSプロジェクト事業 探究学習の充実へ研鑚 胆振局 コーディネーター2人参加
【室蘭発】胆振教育局は9月下旬、道教委と白老町、むかわ町をオンラインで接続し、令和3年度道CLASSプロジェクト第1回地域コーディネーター研修(胆振)を実施した。白老東高校地域コーディネー...(2021-10-15) 全て読む
十勝局 体育オータムフェスタ 専科教員の実践学ぶ 芽室南小で模擬授業公開
【帯広発】十勝教育局は10月上旬から下旬にかけて、管内の体育専科教員・中学校授業実践スペシャリストを配置する小・中学校を会場に、令和3年度体育オータムフェスタを開催している。11日には芽室...(2021-10-15) 全て読む
新北海道スタイル アイデア募集 飲食時の感染対策は 道 中高生・大学生2部門
道は、新北海道スタイルアイデアコンテストを開催する。中高生、大学生の2部門で新型コロナウイルス感染症対策のアイデアを募集するもの。募集テーマは「飲食の場面での感染症対策」で、今後さらに追加...(2021-10-14) 全て読む
安全・安心どさんこカルタ更新 子の防犯意識向上へ 情勢反映した読み札に
道犯罪のない安全で安心な地域づくり総合推進会議は、安全・安心どさんこカルタをリニューアルした。旭川市出身の漫画家・ヤマモトマナブさんが絵札をデザイン。ネット利用の注意喚起など、社会情勢の変...(2021-10-14) 全て読む
道警 2年度少年の居場所づくり 3537人が参加 コロナ禍で3分の1に減
道警は、少年の居場所づくり事業(通称・JUMPプラン)の令和2年度実施状況をまとめた。他者を思いやる心や規範意識の醸成を目指し、子どもの居場所を提供する取組。実施回数は188回、参加人数は...(2021-10-14) 全て読む