道警 2年度少年の居場所づくり 3537人が参加 コロナ禍で3分の1に減
(道・道教委 2021-10-14付)

 道警は、少年の居場所づくり事業(通称・JUMPプラン)の令和2年度実施状況をまとめた。他者を思いやる心や規範意識の醸成を目指し、子どもの居場所を提供する取組。実施回数は188回、参加人数は3537人で、新型コロナウイルス感染症の影響で前年度と比べ3分の1近くに減少した。

 事業は平成16年度から開始。家庭、学校、地域、関係機関、ボランティア団体などとの連携のもと、様々な活動を通して子どもたちの居場所づくりを推進するもの。

 活動内容は主に、スポーツ、文化・芸術体験、料理、環境美化活動などの「社会参加活動」、高齢者・障がい者施設、保育園の訪問などを行う「ボランティア体験」、農場で農作物を育てる「農業体験」、大学生ボランティア「Jumpers」などと協力し、進学・復学への支援を行う「学習支援」、職業体験などを行う「就労支援」の五つ。各警察署ごとに実施し、子どもの実態を踏まえた活動を行っている。

 2年度の実施回数は前年度比391回減の188回。内訳は、札幌方面と函館方面がいずれも42回、旭川方面が41回、北見方面が35回、釧路方面が28回。

 参加した子どもの人数は7574人減の3537人。北見方面が1082人と最も多く、旭川方面が976人、釧路方面が541人、函館方面が505人、札幌方面が433人だった。

(道・道教委 2021-10-14付)

その他の記事( 道・道教委)

道教委 プログラミング全道研 楽しい体験 設定を 相模原市教委の渡邊氏

プログラミング教育全道研修会  道教委は13日、プログラミング教育事業全道研修会をオンライン開催した。神奈川県相模原市教委教育センターの渡邊茂一学習情報班指導主事が相模原市の多様な実践例や校種間の接続に当たってのポイント...

(2021-10-15)  全て読む

各地で道CLASSプロジェクト事業 探究学習の充実へ研鑚 胆振局 コーディネーター2人参加

 【室蘭発】胆振教育局は9月下旬、道教委と白老町、むかわ町をオンラインで接続し、令和3年度道CLASSプロジェクト第1回地域コーディネーター研修(胆振)を実施した。白老東高校地域コーディネー...

(2021-10-15)  全て読む

十勝局 体育オータムフェスタ 専科教員の実践学ぶ 芽室南小で模擬授業公開

体育オータムフェスト  【帯広発】十勝教育局は10月上旬から下旬にかけて、管内の体育専科教員・中学校授業実践スペシャリストを配置する小・中学校を会場に、令和3年度体育オータムフェスタを開催している。11日には芽室...

(2021-10-15)  全て読む

新北海道スタイル アイデア募集 飲食時の感染対策は 道 中高生・大学生2部門

 道は、新北海道スタイルアイデアコンテストを開催する。中高生、大学生の2部門で新型コロナウイルス感染症対策のアイデアを募集するもの。募集テーマは「飲食の場面での感染症対策」で、今後さらに追加...

(2021-10-14)  全て読む

安全・安心どさんこカルタ更新 子の防犯意識向上へ 情勢反映した読み札に

安全安心どさんこカルタ絵札  道犯罪のない安全で安心な地域づくり総合推進会議は、安全・安心どさんこカルタをリニューアルした。旭川市出身の漫画家・ヤマモトマナブさんが絵札をデザイン。ネット利用の注意喚起など、社会情勢の変...

(2021-10-14)  全て読む

上富良野高 CLASSプロジェクト 地域課題探究型学習を 26日にコンソーシアム会議

 【旭川発】道教委が本年度から新たに3ヵ年で進める道CLASSプロジェクト推進校の上富良野高校(辻芳恵校長)の事業計画がまとまった。地域の特色を生かした地域課題探究型学習プログラムの開発・実...

(2021-10-13)  全て読む

オホーツク管内学校等 文科省・道教委指定事業 文科省9 道教委10事業 教育課程検証校に網走市白鳥台小

 【網走発】オホーツク教育局は、本年度の管内における文部科学省および道教委の指定事業をまとめた。文部科学省で9事業、道教委で10事業を推進する。新規事業をみると、教育課程実践検証協力校事業に...

(2021-10-13)  全て読む

第3回全道代表高校長研 道教委所管事項・下 ヤングケアラー特性理解を ワクチン差別起きないよう指導

◆健康・体育課 【新型コロナウイルス感染症への対応】 ▼新型コロナワクチン  現在、12歳以上の新型コロナワクチン接種について自治体によって実施の有無が分かれている。9月16日付で道保...

(2021-10-13)  全て読む

留寿都高 すでに1人1台端末実現 全学年で当たり前に 教職員用も用意し業務改善

留寿都高校1人1台端末活用授業  【小樽発】留寿都高校(齋藤讓一校長)は、留寿都村教委の支援を受け、道内でも先行して令和3年度に全学年で1人1台端末環境の実現を図った。ICTを活用した授業実践、自宅待機となった生徒へのオン...

(2021-10-13)  全て読む

第3回全道代表高校長研 道教委所管事項・上 学力検査500点満点 適切な選抜を 教育課程 整合性に留意

5面表  道教委は、令和3年度第3回全道代表高校長研究協議会(4日、オンライン開催)で、各課所管事項について説明した。うち、高校教育課・ICT教育推進課所管分では、教育課程における学校設定科目につい...

(2021-10-12)  全て読む