札幌市新川小　中国の学校と交流　異文化理解を深め合い　お互いの学校生活など紹介

（札幌市 2021-12-01付）

東北や札幌の魅力などを英語で伝えた

　札幌市立新川小学校（割石隆浩校長）で１１月２６日、中国の瀋陽市にある鉄西区タカ実験小学校の児童とのオンライン交流が行われた。両校の６年生児童約２４０人が参加。自校や国の文化などを紹介し合いながら、異文化理解を深めた。

　オンライン交流は、札幌市総務局国際部が主催。市と瀋陽市は、姉妹都市提携を締結しており、互いの国を往来するなどして交流してきた。

　しかし、新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、往来しての交流が中止。交流の継続と将来を担う子どもたちの異文化理解や国際感覚の醸成を目的に、小・中学校でのオンライン交流を前年度から開始した。

　本年度は、札幌市立明園中学校と韓国の大田広域市中国にあるシンタンジン中学校、新川小とタカ実験小の交流を、２４～２６日にかけて実施した。

　２６日の新川小とタカ実験小の交流では、両校の６年生が学校生活や文化などを元気よく英語で説明した。

　新川小の児童は、自校の給食メニューを英語で紹介。「Ｓｐｉｃｙ　ｆｒｉｅｄ　ｓｈｉｓｈａｍｏ！」　「Oｈｉｔａｓｈｉ　ｉｓ　ｂｏｉｌｅｄ　ｖｅｇｅｔａｂｌｅ」など、自作のポスターで示しながら説明した。

　タカ実験小の児童は、歌などを披露したほか、中国や学校の様子などを紹介し、交流を深めていた。

(札幌市 2021-12-01付)