札幌市　子の権利啓発で展示　入賞作品全４７点紹介　せんりゅう、ポスター等

（札幌市 2021-12-02付）

個性豊かな作品が並んだ

　札幌市子ども未来局は１１月２５日から５日間、札幌駅前通地下広場憩いの空間で子どもの権利せんりゅう・ポスター展を開いた。市内の小・中・高校から寄せられた入賞作品全４７点を展示。「子どもの権利」をテーマにした個性豊かな作品が並んだ。

　子どもの権利せんりゅう・ポスター展は、子どもの権利を啓発する作品制作を通して、子ども自身が権利について考えるきっかけをつくることや作品の展示等によって市民意識を喚起し、子どもの権利を保障する取組の輪を広げていくきっかけをつくることを目的に毎年実施している。いじめ等の権利侵害の防止の呼びかけや、子どもの権利の大切さを訴える川柳とポスターを募集し、入賞作品を子どもの権利の啓発活動に活用している。

　本年度は、市内に在住または在学している１８歳未満のを対象に７月１日から８月３１日の期間に募集した。

　展示では、「自分の夢にチャレンジしよう」「子どもが幸せに過ごす理想のまち」「いじめはダメ」「つらい時はだれかに相談しよう」など、子どもの権利に関することをテーマにした川柳とポスターの入賞作品を展示。せんりゅう作品の最優秀賞１点、優秀賞６点、奨励賞２２点、ポスター作品の最優秀賞１点、優秀賞５点、奨励賞１２作品を展示した。

　今後、各作品は、市が作成するホームページ等や広報資料紙に掲載するなど、子どもの権利の啓発のための取組に活用する。

　なお、１１月１６日～２３日にも、市内のアリオ札幌アリオモール１階ロフト前広場で展示を実施した。

(札幌市 2021-12-02付)